富士登山の基礎知識~高山病とは

医療/福祉
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世界文化遺産に登録されてから、富士山に行かれる方がふえてきたように思います。そのため登山初心者も多いですよね。
そうなると何も知らず富士山に登り、体調を崩すといったこともあり得ます。
その他登山途中で高山病になってしまい、自力で下山することができなくなってしまうこともあるのです。
そこで富士山に登るにあたり、基礎知識や高山病の対策について説明させていただきます。

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いつでも登れるわけではありません

富士山は、1年間いつでも登れると思っていませんか?違うのです。
7・8月の2か月間だけなのです。だから登りたい人が、たくさん集まるわけなんですね。
そして土・日曜日やお盆の時期は、夏休み時期ということもありかなり混みあうとのことです。
そこのところは、仕方ありませんよね。だからそのことを分かったうえで、登山をするようにしましょう。
そうでないと、頂上に行くまでイライラして疲れてしまいますからね。

低体温症に気をつけましょう

登山時は、体温の調整が難しいといわれてます。汗をかくことで、予想以上に体温が下がってしまうこともあります。
なので体温が下がったと思ったら、お湯をのむことをお勧めします。お水だと、逆に冷えてしまいますからね。
体温が低いと、体力が奪われます。山の中で体力がなくなると、下山もできなくなる可能性も出てきます。
そうすると、救助してもらう必要がでてきますよね。
そうならないためにも、保温できる水筒などにお湯を入れて持参しましょう。
そして登山をすることで体温の調節を自分でコントロールするよう心がけてください。。

高山病の特徴

まず高山病とは、どういった症状のことを示すのか?とお考えだと思います。
症状がおこる原因は、普段より高い場所にいるため、酸素が薄いのです。身体が、酸素の薄い環境になれてないのです。
それが発端となり、酸欠状態に陥ってしまうのです。その他、頭痛や倦怠感といった症状もおこります。人により症状は様々なので、一概にこれとはいえないです。
年齢や経験によって違うかと思われがちですが、誰でも起こす可能性があるのです。
ですから当日の体力やなりやすいといわれている山の高さなどを把握しておくとよいかもしれないですね。

高山病になったら、ゆっくりと深呼吸をします。その他鉄分を摂取すると、よいらしいです。プルーンのグミなど、1つあると便利だと思います。
そして少し症状が落ち着いたとしても、油断は禁物です。登山が途中でも、下山した方が良いでしょう。
無理して登ると、症状が悪化します。筋肉の力が弱まったり、最悪な場合は意識障害を発症します。そうすると、自分の力で下山できなくなる可能性もあるのです。
そうならないためにも、残念な気持ちもわかりますが瞬時に判断することも重要だと思います。

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まとめ

富士山と高山病について、基本的なことを述べさせていただきました。
意外だったのが、富士山が登れるのは2か月間だけなんですね。いつでも、登れると思ってました。
それでは世界遺産に登録されたし、混むのも当然だと感じました。

高山病は、怖いですね。急に症状がでるのだと考えます。どんなになれているベテランの人でもなるのですから、なりやすいところなど行く前から調べておいた方がよいかと考えます。
あと寝不足や天気が悪い時なども、高山病に影響します。少しでも体調がおかしいと思ったら、途中でも下山することが大切なのだと思いました。

登山は、楽しいことばかりではないんですね。それでも山で起こりうる様々な症状がでたときに、どう対処するかを認識することで変わってくると思います。
それに伴い、あると便利なものをもって登山をしながら楽しい時間をすごしてほしいと思います。

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