老舗の呉服屋さんで仕立てた物を、高額で着物買取りして貰うポイントとは？

最近着物が見直されているのをご存知でしょうか？
成人式でも、振袖を艶やかに着こなしている女性が目立ちます。
昭和の時代、着物はお嫁入り道具の一つで、親は、和ダンスに着物や小物類一式を詰めて持たせたものです。
その時代は老舗の呉服屋さんがあちこちにあり、娘の為に留袖や訪問着などを仕立てました。
格の高い着物も多く、そんな素敵な着物を着なくなったからといって、タンスの肥やしにしては勿体ないですよね。

今の着物買取り事情を探ってみましょう。

まず買取してほしい着物の価値を知りましょう。

着物の素材は、正絹や紬、化繊などがありますが、昔の振袖などは、絞りや刺繍が施された上質のものが多いです。
着物一式が100万を超えるのも珍しくなかった時代ですから、ほとんど上質の正絹で、価値は高い物だと言えるでしょう。
絹の肌触りが良いのは、下着でも分かりますね。
今の時代のモダンな柄の着物は、素材が化繊で価格もリーズナブルです。
中には丸洗いできる物もあってケアもし易いです。

ですが見た目も正絹と比べると全く違います。
正絹は光沢もあり、見る人には直ぐに分かります。
着物買取りしてもらうと決めたなら、素材が正絹か化繊かなどを調べておきましょう。
そして大事なのは、シミや汚れ、傷みをチェックしておくことです。

いくら上質な着物であっても、マイナス面が多い物は高額は見込めません。
皺などがある場合は、着物ハンガーに暫くかけておいて、なるべく皺を伸ばした状態にしましょう。
アイロンは、着物を傷める可能性がありますから、使用しない方が無難です。

老舗の呉服屋さんで仕立てた着物とは？

着物を買い取りして貰う場合、どこで仕立てて貰ったかは重要なことです。
老舗の呉服屋さんで仕立てたものは、やはり職人技が光る素晴らしい物です。

今の時代は職人さんも少なくなり、高額な着物が売れる時代ではありません。
その要因は、レンタルが主流になってきたことにも関係しています。
アフターケアも必要なく、ネット予約で簡単に利用することが出来ます。

購入するよりも低価格というのも魅力なのです。
ですから老舗の呉服屋さんで仕立てた着物は、とても価値があるものです。

そして着物にも洋服と同じように流行があります。
着物の形が変わるわけではありませんが、色柄のブームというものはあります。
一時白地に花柄が流行った時代があり、成人式などでは同じような色柄の振袖を着た女性が多く見られました。

まだレンタルという物がなかった時代ですから、きっと高価な物だったはずです。
ですがそんな良いものでも、今の時代にマッチしていない着物は、高額の対象にはなりにくいです。

老舗の呉服屋さんで仕立てた着物を高額で買い取って貰うポイントは？

着物をいざ売るとなると、どこに売るか迷ってしまいます。
近場のリサイクルショップでも買い取って貰えるでしょうが、そんな勿体ないことは避けましょう。
中には着物の買取が出来ないリサイクルショップもあるようです。

着物は奥が深い物で、価値を知るには目利きが必要です。
今は着物買取りを出張してくれるお店も多く、査定だけなら無料です。
これは使わない手はないですね。
ある程度着物の価値が分かりますから、買い取って貰う業者に、買い取り金額を提示された時の判断材料になります。

老舗の呉服屋さんで仕立てたのを強調したくても、価値が分からなければアピールもできませんものね。
価値が分かれば、値段交渉も出来るというわけです。
ですから着物を買い取って貰うのは、知識がある着物専門買い取り業者がいいでしょう。
着物の価値をしっかり見極めてくれるはずですから、良い物は高額で買取して貰える可能性ありです。

老舗の呉服屋さんの仕立ては間違いないと立証して貰えれば嬉しいですね。

まとめ

如何でしょうか？着物って本当に奥が深いものですよね。
昔の高価な着物を二束三文で売るのは忍び難いですよね。

それならリメイクして子供に着せようという人もいますが、それを受け入れて貰えるかどうかで、お古は野暮ったいと捉えられるかもしれません。
思い切って売ってしまおうと思った時は、価値の分かる着物買取り業者に査定して貰って、少しでも高額で買って貰えるように頑張りましょう。

老舗の呉服屋さんで仕立てたものは、見る人には分かるものですから。