• HOME
  • イベント
  • 忘年会のコツ:幹事のマナーとしての挨拶(あいさつ)心得

忘年会のコツ:幹事のマナーとしての挨拶(あいさつ)心得

スポンサーリンク

12月に入ると職場では忘年会が行われるケースが多いですが、幹事がスムーズに進行するためには、挨拶のマナーを心得ておく必要があります。
忘年会は、同僚や上司と一緒に1年の苦労や喜びを分かちあう場であり、楽しいものにするかどうかは幹事の腕にかかってきます。
企画や会場の準備、手配をするのが幹事の大事な役割ですが、中でも重要になるのが司会進行です。

スポンサーリンク

まずは忘年会スタートの挨拶

忘年会では、まず幹事の挨拶から始まることが多いです。ここではテンポよく進行していくことがとても大切です。参加者の目の前には食事・飲み物が既に用意された状態での挨拶ですから、長くしゃべるのは厳禁です。ダラダラとしゃべっていると、周りから早く始めろと野次を飛ばされることになります。ですが、最初の挨拶は、忘年会の開会宣言になるので適当に済ませてはいけません。話したいことを端的にまとめて、しっかりと決める必要があります。ただし、幹事はあくまで脇役なので、目立たない文を考えましょう。

まず簡単な自己紹介で始まり、忘年会に集まってくれたことへの感謝の言葉を述べ、1年間の社員の苦労をねぎらう言葉を必ず入れます。
その後、料理の説明や注意事項などを盛り込み、次の人にバトンタッチします。
始めの挨拶の後、上司が控えているので長々と話さないことが鉄則で、代表者や乾杯者の内容と被らない配慮も大切です。

最後の挨拶も幹事の役割

一通り忘年会を楽しんだら、忘れてはいけないのが、締めの挨拶です。最後の締めの挨拶は、お酒も入りそれぞれで盛り上がっているので周りは聞いていないような感じもありますが、意外と上司などはしっかり聞いているものです。
そのため、始めの挨拶と同様に、適当に済ませてはなりません。しっかりと、節度を持ってまずは集まっていただいた皆さんに感謝の気持ちを述べ、一本締めで締めくくります。楽しめたかどうか聞くようなことを一言付けてもいいかもしれませんね。手締めに関しては、地域によって方法が異なるので、先輩にどの手締めがよいのかを事前に確認することも忘れずに行いましょう。締めの挨拶に失礼があっては、せっかくの楽しい忘年会が台無しです。挨拶が終わったら、最後は盛り上がるように率先して自ら拍手をするようにし、1年間お疲れ様でした、来年もよろしくお願いいたしますという言葉で締めます。

挨拶はタイミングも重要

始めの挨拶は大体の参加者が席に着いたことを確認し、全員の手元に飲み物が行きわたっているのを確認した上で始めます。ここでダラダラとしていると宴会の時間が短くなりますし、料理も冷めてしまいますので、あらかじめ指定時間には席に着くようにこまめにアナウンスしておくとよいでしょう。締めの挨拶は、忘年会終了間際にするのではなく、余裕を持って終了の10分から15分前にはすることです。宴もたけなわになると、なかなか席を立とうとしない人もいるので、時間に余裕を持ってしっかりと締めの挨拶をするようにしましょう。

スポンサーリンク

まとめ

このように、忘年会での挨拶は、内容・タイミング・時間すべてに気を使って行わなければなりません。ましてや始まりと終わりの2回も場があります。せっかく準備してきた忘年会を台無しにしないためにも、挨拶に関してもしっかり事前に準備を行い、気持ちの良い1年の締めくくりにしましょう。

スポンサーリンク

関連記事一覧