お風呂の大掃除は虫の撃退にも必須!定期的に洗うべき場所
ゆったりお風呂につかろうとしたら、チラチラ飛び回り天井に張り付く2~4㎜の黒っぽい小さな虫。
せっかくのリラックス気分も台無しです。
この小さな虫は小バエとも呼ばれる、蚊に近い仲間のチョウバエという虫です。
チョウバエは日本には約60種類の仲間がいるとされ、排水溝やキッチン、トイレなどの水回りに発生することが特徴。
卵からかえると約2週間で成虫となり、約200個の卵を産卵するといわれます。
幼虫は汚れた水や汚泥など、水回りにたまった汚れを栄養として成長するのです。
暗く湿った温かい環境を好むために、汚れたお風呂場は格好の繁殖場所になってしまうのです。
チョウバエが発生してしまう原因は水気と不衛生な環境です。
お風呂を使用した後は水気を残さず、乾燥させることが大切。
またチョウバエは熱湯に弱いので、お風呂のなかを飛び回るチョウバエは、シャワーやお湯で撃退。
お風呂を使い終わった後は、熱めのシャワーで浴室内を流し、入浴後は換気扇を回し、風通しを良くして湿気と水気がこもらないようにしましょう。
チョウバエの撃退は、お風呂場を清潔に保つことが大切です。
排水溝など繁殖場所とみられる部分には、熱いシャワーをかけたり、熱湯を流したり。
たまった汚泥やヘドロは、パイプ用洗剤で汚れを一掃しましょう。
お風呂場のなかで、特にチョウバエの住処になりやすいのがエプロンカバーの下です。
チョウバエが多くみられるときには、エプロンカバー下で繁殖している可能性が高いのです。
エプロンカバーを外し、カビ取り用洗剤をかけて、しばらく置いてから洗い流しましょう。
カビが落とせたら通常の浴室用洗剤できれいにして、熱いシャワーで洗い流し、内部まで十分に乾かし、幼虫を撃退するのです。
チョウバエの撃退にもっとも有効なのは、定期的な大掃除です。
普段は見えない部分のエプロンカバー下や排水溝が不衛生な環境では、何度撃退しても、また繁殖してしまうのです。
毎日の入浴後の掃除に加えて、特に汚れが溜まりやすい部分は、2週間に1回ほどの頻度で、定期的に徹底的に大掃除して清潔に保ちましょう。