O脚と腰痛

健康
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O脚のやさしい矯正の方法を紹介します
巷にはŌ脚の矯正については多くの情報が流れています。
また矯正グッズの販売合戦も盛んです。
しかしO脚になる原因の情報はあまりありません。
そこでO脚になる原因を検証してみようと思います。
まずO脚の人の靴を調べてみることにします。

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O脚の人の靴を調べる

1)踵(カカト)の減り方: 踵が例外なく外側(小指側)の方が内側(親指側)よりも酷く磨り減っています。
2)O脚の人は歩く時、着地が小指側が先に着地しています。
3)2)の原因は足首の捻挫、腓骨〈ヒコツ〉、脛骨(ケイコツ)・(足首と膝を繋いでいる二本の骨)の骨折、脹脛〈フクラハギ〉の打撲などの後遺症が原因と考えられます。
4)歩行の時、足首の捻挫, 腓骨、脛骨の骨折、脹脛〈フクラハギ〉の打撲などの後遺症のため足の裏が水平に着地していないのです。
人間の行動は歩くことが基本ですから、踝(クルブシ)の処は絶えず使っていますので、過去の捻挫は完治したようでも疲れてくると古い傷に影響が出てきます。

次はŌ脚と腰痛の因果関係を検証しますが理解を深めてもらうために足(脚)の関節を構成している部位を書き出しておきます。
■足(脚)の関節の構成部位は次の通りです。足(脚)の指関節、足首関節、膝関節、股関節・大転子とあり、それが脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)、大腿骨とでつながり足(脚)の骨格を構成しています。

足(脚)の裏が水平に着地しないと腰痛になる原因をまとめます。

足首と股関節・大転子の関係
1)骨盤と直接つながっているのは大腿骨の先端の大転子です。
2)その大転子は股関節とつながっています。
3)大転子の骨盤と繋がっている部分は丸い形のものです。大転子の先端がが丸い形だから足(脚)が内向きや外向きに自由に動かせるのです。
4)歩行の時、足の裏が水平に着地していないと大転子が丸い形でも偏った方向にしか足が向きません。
5)4)の結果、左右のどちらかの股関節が歪みます。その結果、左右の骨盤が対象ではなくなり骨盤が歪んで腰痛の原因になるのです。
このことを理解してŌ脚の矯正をすれば腰痛の治療につながることが理解できると思います。

O脚の矯正のためのストレッチを紹介します。№1

O脚を矯正するためのストレッチ: イラスト「歩行訓練」を参照してください。

用意するもの: タオルにくるんだ煉瓦を一個。
1)足(脚)は腰の幅にして立ち、左右の足元に煉瓦を置きます。
2)その煉瓦を交互の足で踏んでジョギングをします。そのとき必ず足の親指側に力を入れて踏むようにしてください。

O脚を矯正するためのストレッチ:№2

タイトルは腰歩きです。
1)床に足(脚)を伸ばして座ります。
2)つま先は揃えておきます。
3)まず右のつま先から腰までをわずかに浮かせて10センチから20センチほど前に送り出します。
4)次は左足を同じようにして腰で歩きます。ここがポイントです。腰で歩くのです。
5)1bメートルから2メートルほど前進したら、今度は逆に後ろに腰歩きでスタート地点まで戻ります。
6)一回のノルマは最初は一往復からはじめて、徐々に3往復位までにしてください。やり過ぎないことも大事なポインとです。
Ō脚を矯正すれば腰痛の原因はかなり克服できます。
時々は靴の点検をしてください。

■次は股関節と大転子の矯正のストレッチです。イラスト「股関節」を参照してください。№3

1)フラットな床に座り足(脚)を揃えて伸ばします。
2)膝を直角に立てて膝頭は付けたままにします。
3)最初に足(脚)全体を右に倒します。ゆっくりと倒していき腰や足(脚)に痛みを感じたらそこで止めます。
4)次は左に倒します。右と同じようにして倒します。
5)倒しやすい方を倒す回数を多くして合計20回位繰り返してください。
倒しやすい方の回数を多くします。難し方は回数を少なくします。間違えないでください。筋肉の特性で難しい方を無理に矯正しようとすると、却って治り難くなります。

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まとめ

ある看護師さんの実体験です。その勤務先の病院は制服がスカートですがO 脚のため悩んでいました。桃李の会の講習会でストレッチを覚えてほぼ毎日実践しだして一年くらいでスカートが履けるようになりました。今では腰歩きの広告塔です。信じて続けてください。

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