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腰痛のとき、温めるべきか、冷やすべきか?

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腰痛のとき、温めるべきか、冷やすべきか迷うことはありませんか?
東洋医学を頼って来られる男性は腰痛の人が一位です。肩こりは二位です。
女性は肩こりが一位です。腰痛は二位です。いずれにしても腰痛は多くの人の共通の悩みです。
その多くの人の悩みは自分の腰痛は「温めるのが良いのか?」それとも「冷やすのが良いのか?」ということです。
ここでは「温めたほうがいい腰痛」について検証していきます。

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「冷えからくる腰痛」は温める

「冷えからくる腰痛」は温めます。
その判断方法は患部の体温と周りの体温を自分の手に平で触って比較してみます。

1、痛む患部が冷たいときは患部の血行不良の証拠ですから温めます。

2、朝起きるとき、痛くても体を動かし出すと傷みがやわらいでくる場合も温めます。
筋肉内には血管が張りめぐらされています。
朝起きるころ、それまで体を動かせていなので、痛くなるのは筋肉が縮んで硬くなっているため、血管が筋肉に圧迫されて、血行不良になっているからです。だから筋肉を温めます。

3、長時間、立ち仕事をしたり、デスクワークで座っていたりすると痛くなってくる腰痛も温めます。
筋肉の疲労や筋力低下のため、姿勢を保つ持久力が低下しているのです。
筋肉が緊張しっぱなしで縮んで硬くなり、血行不良に陥っているのです。

4、にぶい、だるいという痛みの場合
これは慢性的な腰痛を示唆しています。
腰痛のため患部周辺の動きが悪くなって血行不良になっているのです。この場合も温めます。

どのような温め方をすれば良いのでしょうか?

温めたほうが良い腰痛の場合、どのような温め方をすれば良いのでしょうか?

半身浴がベストな温め方です。


1、熱いお湯で急激に温めないてはいけません。
急激に体が温まると、自律神経の働きで基礎体温まで下げてバランスを取ろうとします。
熱いお風呂に長く入ると後で「湯冷め」をします。
これと同じ現象が起こります。

2、お湯の温度が37℃から40℃までの「ぬるま湯」で20分から30分、ゆっくりとお湯に浸かります。
忘れていけないのは鳩尾(みぞおち)から下の下半身浴です。
さらに体の芯から温めるためには、浴槽に塩を一つつかみ入れてください。

半身浴をより効果的にする方法

半身浴をより効果が出るようにする「桃李式ストレッチ」を一つ紹介します。
もちろんこのストレッチだけでも効果はあります。(イラスト参照)


1、膝を立てた方
イラストのように親指を脹脛の後ろに当て、他の指を前に回して、少し痛い位に揉み解してください。
両方の脹脛で5分から10分位揉み解してください。

2、膝を寝かした方
イラストのように親指を内側に当てて、他の指は裏側に当てて少し痛い位に揉みます。
両方の脹脛で5分から10分位揉み解します。

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まとめ

脹脛の体に中でも大きな筋肉がある部位です。
この筋肉の中を非常に細い毛細血管が通っています。
その脹脛が緩んで毛細血管の圧迫が緩み、血行が良くなると心臓への血液の還流が良くなります。
そうすると全身の血液循環がが改善されます。
血行を促進して基礎体温を上げることが根本療法です。
体外から温めるのは次善の策です。

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