腰痛の対策に腰枕をする習慣を身につけよう。
腰痛の対策に腰枕をする習慣を身につけよう。
人の基本的な動きは体の前でします。
手作業も身体の前でします。
歩くときも足は前に踏み出します。
後ろ手で作業をするのも、後ろ向きに歩くのも例外中の例外です。
だから眼も前方を見るように前向きについています。
後ろを見るときは首ごと振り向かないと見ることができません。
だから人の動きはほとんどの動きが前傾姿勢です。
この前傾姿勢が腰を後湾化(こうわんか=腰が丸くなること)させて腰痛の原因になっているのです。
ここでは腰痛の原因の後湾化(こうわんか)を治す方法に腰枕を使うことを提案していきます。どんな腰枕を、いつどのように使うのかを紹介していきます。
本文に入る前にイラスト「脊椎(せきつい)の構造」を見ておいてください。
港湾化(こうわんか)の意味がよく理解が出来ると思います。
人間は人生の3分の1は寝ています。
人間は人生の3分の1は寝ています。
この長い休息の時間を有効に使いましょう。
早速、腰枕を作ってみましょう。
腰枕の作り方
その1
コーヒーの空き缶を1個と、その空き缶が入る布製で円筒状のものを50cm位用意してください。
その円筒の真ん中に空き缶一個を入れます。
これで出来上がりです。
その2(簡単)
缶コーヒーの空き缶を少し厚手のハンカチで包みます。
そのハンカチを巻いた直径が自分の人指し指の長さと同じになるようにします。
これで出来上がりです。
使い方
1、上向きに寝て、イラストの腰椎(ようつい=ウエスㇳ)の背骨の下に、膝を立て腰を浮かせ腰枕を背骨の下に入れて腰を下ろし、腰と腰枕を落ち着かせます。
2、両膝は立てたまま、体の右側に足全体を倒します。
腰に痛みを感じたら、そこで止めて、少し戻して静止します。
静止の時間はゆっくりと数えて「一、二、三」位です。
3、今度は体の左側に、右側にしたと同じような動作をします。
倒しやすい方と倒しにくい方があるはずです。
右側か左側か確認してください。
4、倒ししやすい方を十回、倒しにくい方を五回倒します。
倒しやすい方を多くするのがポインです。間違えないでください。
就寝するときは外してください。
腰に入れたままで寝ると、腰が鬱血して痛みが出ることがあります。
気を付けてください。
朝、起床するときに実行するとより良い効果が得られます。
プロドライバーの腰枕の作り方と使い方の紹介
プロドライバーの腰枕の作り方と使い方を紹介します。
作り方
バスタオルを二つ折りにして、その二つ折りをもう一回二つ折りにして作ります。
使い方
1、シートに深く腰を掛けて、腰椎と背もたれの間にバスタオルの腰枕を入れます。ハンドルにはしがみつかないようにしてください。
2、この枕は柔らかいので運転している間入れておいても腰に鬱血をすることはありません
デスクワークの事務職の人も積極的に使ってみましょう。
寝るときに使う腰枕を使います。
使い方
1、椅子の背もたれと腰椎の間に、腰枕を入れてください。
2、椅子に深く腰を掛けて、両手を思いきり伸ばし万歳をします。
3、最低五回は繰り返してください。
4、その都度、取り外しておき、疲れたらまたしてください。
長時間の旅をする時の腰枕の使い方を紹介
電車やバスで長時間の旅をする時の腰枕の使い方を紹介します。
バスタオルの腰枕を使います。
週刊誌も一冊用意しておきます。
使い方
1、電車やバスの座席に腰を静かに下ろしてみてください。
腰の右側か左側のどちら側に体重が多く乗っているか確認してください。
2、右側ですと左の太ももの下に用意した週刊誌を入れます。
これで左右の腰に平均して体重が乗ります。
3、その次に腰枕を腰椎と座席の背もたれの間に入れます。
これで腰痛対策は万全です。
楽しい旅を満喫してください。
腰痛もちの人は長い時間の会議は辛いものです。
腰痛もちの人は長い時間の会議は辛いものです。
上で紹介した腰枕を組み合わせて腰痛対策をしてください。
1、週刊誌を入れるだけで腰痛が軽くなる人。
2、バスタオルの腰枕を入れるだけで腰痛が軽くなる人。
3、缶コーヒーの腰枕入れるだけで腰痛が軽くなる人。
この三通りのどれが自分に合っているかを確かめて適切に腰枕を使って下さい。
一番いけないことは「我慢をする」ことです。
我慢はしないでください。
まとめ
この腰枕の使い方を正しく理解していただくためには、イラスト「脊椎の構造」をもう一度見直してください。
腰椎の処がお腹の方にくびれています。
このくびれは自分の人差し指の長さが正常です。
このくびれが深くても浅くても腰痛をひき起こします。
腰痛の人のくびれはほとんどの人が、腰が丸くなり、浅くなっています。
その状態を腰が後湾化(こうわんか)しているといいます。
この後湾化(こうわんか)を、正常なくびれに戻すために腰枕を使うのです。