足(脚)のむくみ・原因と解消法

健康
スポンサーリンク

足(脚)のむくみの原因 ツボ押し解消法
シッピングセンターが、仮に次の三種の職種を募集しているとしたら、健康面からだけで考えたらあなたはどの職種を選びますか?
その職種は、一つはレジの担当、二つ目は事務担当、三つ目は商品棚に商品を補充する担当の三種です。
私なら迷わず三つ目の商品の補充をする担当を選びます。
理由は歩いて体全体を動かせることができるからです。
レジの担当も事務の担当も同じ姿勢で働き続けることになります。
心臓は体の隅々まで血液を送りだしています。逆に足先から心臓に血液を戻すためには、重力に逆らって血液を押し戻すことが必要です。長時間、同じ姿勢を働き続けることで、その血液を押し戻す力が弱くなり血液循環が悪くなります。
その血液循環が悪くなる原因と、その為におきる健康障害を検証してみたいと思います。また、その修復の方法を紹介していきます。

スポンサーリンク

レジの担当も事務の担当も足(脚)が冷えます。

1)その主な原因は空調による冷えです。冬でも冷たい空気は床面に滞留しています。
2)血管もリンパ管も筋肉の中を通っています。足(脚)が冷えることで筋肉が硬くなり、血管とリンパ管を圧迫します。
3)その結果、血液とリンパの流れが悪くなり、老廃物を排出する機能が鈍り、下半身に老廃物が残ります。それが足(脚)のむくみの原因となります。

運動不足からくる足(脚)への悪影響を考えてみましょう。

1)運動不足によって筋肉量が落ちてしまいます。
2)特に脹脛〈フクラハギ〉が弱ると血液を心臓へ戻す力が弱り、体の隅々まで酸素や栄養分が行き渡らなくなってしまいます。
3)足先から、血液を心臓へと戻すには、大きな力を必要とするので、運動不足で筋肉量が落ちてしまうと老廃物が溜まりやすくなり、その結果足(脚)のむくみとなって現れてきます。
4)女性に足(脚)のむくみが多いのは、元々、男性より女性は筋肉量が少ないためです。そのため血液を心臓に戻す力が弱く、老廃物が溜まりやすいからです。

大好きなスイーツを食べ過ぎると

●女性が大好きなスイーツを食べ過ぎると、スイーツに使われている白砂糖の酸素O と水素H が体内で水H2Oになり、体が冷えることになります。このことが、老廃物や水分を排出する機能を低下させて足(脚)のむくみの原因となります。
※白砂糖は酸素Oと水素Hと炭素C の化合物です

女性ホルモンのバランスのくずれも原因の一つ

●40代後半の女性のホルモンバランスのくずれも原因の一つです。
1)女性ホルモンと自律神経は相関関係にあり、どちらのバランスが崩れても女性ホルモンのバランスも、自律神経のバランスもくずれてきます。
2)その結果、血液とリンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。それも足のむくみとなって現れてきます。

●ある程度ケアをしても快方に向かわないときは内臓疾患も疑ってみる必要があります。
1)足のむくみは、心臓と腎臓の疾患によって引き起こされる場合があります。
2)心臓に疾患があり、血液循環が悪い人や、腎臓に疾患があり老廃物の排泄機能が低下している人も足(脚)がむくみやすくなります。
3)思い当たることがある場合は、一度病院へ行って、循環器科で調べてもらうことをおすすめします。

むくみを修復するツボ押しを紹介します。

誰でも出来る、足(脚)むくみを修復するツボ押しを紹介します。

イラストを見ながら根気良く実行してください。

★湧泉(ユウセン)

イラスト「湧泉」を参照してください。
1)足の指を内側に曲げると足の裏に山形が出来ます。その山形の頂上に×印をつています。その×印のところが湧泉です。
押し方は親指の腹で少し強めに押します。ツボを3秒押しては、1秒休みを数回くりかえします。
2)湧泉は、万能のツボです。腎経の主治症の中で、特に腎臓疾患、むくみ、心臓ぜんそく、下肢の冷え、のぼせ、高血圧、不眠症、人事不省などに用いられます。気付け、起死回生のつばです。

★足心(ソクシン)

イラスト「湧泉」を参照してください。
1)イラストの丸印を付けたところが足心です。足裏のちょうど真ん中のところにあります。親指の腹で足心の経穴(ツボ)を押します。この時、他の指で、足の甲を持つと、押しやすくなります。押し方は親指の腹で、弱めに⒊秒くらい押して、1秒休むというようにして数回繰り返します。
2)足心は、腎臓の働きをよくして、体内の水分量を正常にする効果があります。

★三陰交(サンインコウ)

イラスト「三陰交」を参照してください。
1)三陰交は内くるぶしかから指幅4本分上がったところにあります。親指の腹で、弱めに⒊秒くらい押して1秒休むというようにして数回繰り返します。このツボは、強く押しすぎると、痛みをともなうことがあるので注意が必要です。
2)三陰交は、腎経、肝経、脾経の交わるところなので三陰交と呼ばれています。
脾経の主治症の中で、副腎皮質や性ホルモンの分泌を調整し、冷え性、生理異常、更年期障害、虚弱体質、胃腸障害に用いられます。

スポンサーリンク

まとめ

もし経穴(ツボ)押しのやり方が難しいと思われたら、次善の策として竹踏みをお勧めします。またはゴルフボールを足の裏で転がせてもいいのです。しかしこれはあくまで代わりの方法です。
本文のツボ押しが出来るように努力してください。続けているうちにツボの位置も正確に押せるようになります。頑張ってください。

スポンサーリンク

関連記事一覧