40歳代からの肥満対策

健康
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肥満になる原因は、どのようなことがあるのかを検証していきましょう。
肥満とは、主に体脂肪が過剰に蓄積された状態のことですが、脂肪が蓄積される原因として、考えられるのは、やはり食べ過ぎです。
食べ物から摂った「摂取エネルギー」が、運動や基礎代謝で消費される「消費エネルギー」よりも多くなると、余ったエネルギーは、脂肪として体内に蓄えられていきます。
また、食事をとると「セロトニン」という精神を安定させる物質が分泌されるので、ストレスがたまると、食べてストレスを解消しようとして本能が働きます。
多くの肥満者が、食べることでストレス解消を図っていたことが分かっています。

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基礎代謝と食事の摂り方: 肥満防止の対策

基礎代謝: 人の体は、呼吸や体温調節など生命を維持するためにエネルギーを使っています。
こうした生命活動によってエネルギーが消費されることを基礎代謝といいます。
基礎代謝は、消費される全エネルギーの約7割を占めています。
ですから肥満を防ぐには基礎代謝を高めることが重要になってきます。

40歳からの食事の摂り方

1)40歳になると、基礎代謝力は、若いころに比べると著しく低下しています。
エネルギーをため込みやすい体になっているというわけです。
それはつまり太りやすい体になっているという意味です。
2)肥満は万病の元です。
肥満になると活性酸素が体に充満してあらゆる細胞を老化に導きます。
3)このことを防ぐために、40歳になったら食材の食べる順番を考えましょう。
食事のとき「野菜から食べる」ようにします。
目安としては、4から5口程度でいいでしょう。
しっかり噛んで飲み込むようにしてください。
4)食物繊維が先に入っていると、次に入ってくるタンパク質・糖質の分解を緩やかにして無駄な吸収を防いでくれます。
5)次にタンパク質の豊富な、肉や魚を食べるようにします。
6)次に五穀米や玄米などの糖質を多く含む主食を食べます。
すると糖質の吸収が抑えられ、血糖値の上昇を防ぐことができます。
6)40歳代になったら、糖質制限を始めて50歳代に向けて体を慣らしていきましょう。
主食を段々と減らしていくと少しずつ体重は落ちていき、体質は改善されていきます。

50歳から肥満防止のために留意して欲しいこと

1)食事: 50歳を過ぎたら毎回主食を摂るほ程の糖質は必要が無くなります。
2)白米、パン、麺類など白く精製された炭水化物をやめ、砂糖を含むお菓子やジュースを口にしないことです。

50歳を過ぎたら積極的にとり入れてほしい3つのこと

★有酸素運動: 踏み台昇降運動: イラスト「歩行訓練」を参照してください。

1)踏み台の高さは、慣れるまでは、煉瓦の高さにします。
転倒防止のために椅子の背凭れなどをもってしてください。
2)慣れてきたら踏み台の高さをブロックの高さくらいにしてください。
3)少し汗ばむ位まで続けてください。

★半身浴: 鳩尾(ミゾオチ)から下の半身だけお湯につかります。
お湯の温度と浴槽で温まる時間
1)お湯の温度: 37~39℃のぬるめの温度にします。
2)20~30分以上かけてゆっくりと温まります。
そうすると、体が休んでいる時に働く副交感神経が刺激を受けて精神の緊張が緩みます。精神が緩むと筋肉も緩みます。

★腹式呼吸: ストレスを解消して精神の安定を図るため
1)背筋を伸ばして姿勢を正してから、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
このとき、丹田(タンデン)お臍の下に空気を貯めていくイメージでお腹かをふくらませます。
2)つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。
お腹をへこましながら、体の中の悪いものをすべて出しきるようにします。
そのとき、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。
3)回数は1日5回くらいから始め、慣れたら10~20回が基本ですが、その日の体調に合わせて、無理なく楽しみながらやりましょう。

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まとめ

40歳を過ぎると、益々、家庭でも会社でも益々、責任のある立場になります。
健康に気を付けてご活躍されることをお祈りします。

※この記事を書くにあたり参考にした著書があります。
藤田 紘一郎著「長寿食」です。
御礼を申上げます。

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